最初のご依頼は、園庭の一角に築山をつくってほしいとのことでした。
その後、幾度となく協議を繰り返し、工事期間は実質3週間でした。
二こぶの高さの違う築山をつくり、その周りには季節の花木や果樹、様々な種類の低木を植えました。
高い方の築山に重なるように、遊具を配することで、下にもぐったり、丸太を渡ったりくぐったりできるようになりました。また高さの違う円形ステージからは、跳んだり、乗り越えたりとダイナミックに体を動かすことができます。シンプルだからこそ、遊びの発展が大いに期待できる楽しい遊具ができました。
遊具は、最初このスケッチをもとに大工さんと話し合い、園との調整を図り、編集を重ね、ようやく完成を迎えました。
アンティーク煉瓦の通路の沿いには、収穫を楽しむハーブガーデンや蝶の一生が観れるバタフライガーデン、その向かいにはチガヤ群落とや芝生のゾーンがあります。
これまでは、広く平坦な場所を走り回ってた子どもたちが、この新たな園庭で、どのような発見と冒険に出会うか、とても楽しみです。