園の新たな魅力づくりとして、園庭改造に着手することになりました。

改造予定の園庭は、園の敷地内にいくつか点在しますが、私たちが真っ先に手がけたのは園舎の裏側を通る細長い通路でした。

先生たちにその通路の現状をお聞きすると「子どもたちは単に走り抜けるだけ」とのこと。

私たちはまずここを園庭改造の足がかりとし、驚きと発見の遊び場に変え、

わざわざ遊びに来たくなるような『緑のこみち』に変貌させました。

もともとあったトンネルを約半分は撤去し、オープンな空間を中央につくりました。

「緑のこみち」には家のかたちをした黒板やテーブルベンチセットを置き、

周りの植物で遊んだり、やってきた虫たちを観察したりできる場としました。

「緑のこみち」にはたくさんの植物が植わっており、草花遊びの素材には事欠きません。

毎回、いろんな驚きと発見があり、子どもたちに交じって先生方も大いに楽しんでいます。

この価値を園全体で共有し、敷地内にある別の園庭改造にも取り組んでいきたいと思います。