二葉くすのき保育園(調布市)
- 二葉くすのき保育園(調布市)
- 2013年05月27日
ここは、1900年東京麹町で野口幽香先生と森島峰先生がつくった二葉幼稚園の分園ということもあり、歴史の重みを感じながら現場作業に取り組むことができました。
幼児側園庭では、現状の黒土が固く、降雨後のヘドロ化、さらには浸透力が失われているため、乾燥しやすく、土ぼこりが起きやすいという問題があり、これら問題を解決するため、土の入れ替え工事を行いました。
事前の調査結果を踏まえ、対象となる厚みをスキトリ・処分、そこに園庭マスターソイル(http://www.codomomirai.com/products/renew.html)を敷き均し・整地しました。これにより大幅な問題の軽減と、さらに3~5年毎に軽微なメンテナンスを行うことで、その効果は長期間維持することができます。
乳児側園庭では、滑り台の土台となる斜面を整え、そこに弊社でご提案した乳児クラス専用の幅広(W800mm)の木製滑り台を設置しました。
斜面にへばり付く滑り台は、万が一、横に転落しても安全です。また幅が800mmもあるので、1歳後半にもなれば、手をつないで2人で滑ることができます。一方で、先生が中で仰向けに寝れば、1歳未満児でも先生にしがみつきながら下からハイハイで登ることもできます。
今回は、幼児側・乳児側、それぞれ外遊びの第一歩として手掛けさせて頂きました。今後徐々に園庭がどのような変化を遂げ、それを受け、園全体がどう変わっていくのか楽しみです。