改めて面白さと危険の狭間を実感!
詳しくは、弊社フェイスブックや後程アップする施工事例を観て頂くとわかりますが、
今日、ようやく新旧の二つの遊具がロープの橋によって繋がりました。
実は、先月末には新しい遊具は完成していたのですが、保育園側から石垣とのすき間を危険性の観点から問題視され、その修正方法の検討と実施に1ヶ月を費やしました。
石垣を積み直し、斜面を修正すること数回。
ようやく安全性を確保ができたいう園長先生の了承を得て、橋で繋ぐことができました。
石垣とのすき間をうまく利用して色んなアプローチができるのではないか、また、部分的に幅の狭い動線をつくることによって、子どもたちの動きに緩急ができ、より面白くなるのではないか等、僕たち提案者側は考えるのですが、保育園としては、危険箇所はなくしたい。この狭間。
一般論として、両者の立場を踏まえるとこの狭間は、なくなることはありません。
しかし、僕たち提案者が、園とは違った立場から、面白さというものを追求し、提案し続けないといけない、とも理解しています。
そして、施主として園として、園庭改造の計画づくりをした当初の考えや想いに、一貫性を持つべきだとも思います。難しいのですが…。
今日、作業中に園長先生が言ってくれました。5歳の男の子が、僕たちの仕事をいつも見ていて、将来は工事屋さんになりたいと。
こちらとしては、新しい遊具が出来てるけども、そこで1ヶ月以上遊べていない子どもたちの気持ちを考えると、申し訳ない気持ちで一杯だったのが、そういった目で僕たちのことを見てくれていたのだなと思うと正直、嬉しかったです。
それに、以前つくった弊社の焼き印を今日ようやく実際の遊具に押せてよかったです。